政治家、官僚が本気になれば
 
 政治家が本当のことを話し自ら身を削り、役人が改めて国に奉仕する姿勢を国民に示し理解してもらえるまで国の状態を説明すれば、国民は公平な増税なら応じるとおもう。政治家は自分の選挙のことなど考えず国のため党利党略を離れ全てを国に捧げる覚悟が国民に伝われば、15%の消費税だって国民は受け入れると思う。
 日本はギリシャやイタリアとは違うのだ、国民はお金を持っているし、円は高い、物価も安定している。日本国を世界でも尊敬される文化国家にするためには国民は協力するだろう。経済のしっかりした、教育制度のしっかりした、子供達に、弱い者に優しい国を作るためなら日本国民は消費税の増額を受け入れると私は思っている。
 問題は国民にどのようにして増税の必要性を納得して貰うかである。国が増税の前にやることは言うまでもなく無駄の徹底した排除だ。今の政治家の、官僚の、財界人の、労働組合の態度ではとうてい国民の理解は得られない。命を懸けてとか、政治生命を賭してなどと実のない言葉で国民に語りかけるのでは、またかと政治家は馬鹿にするだけだ。
 まず一番分かりやすい政治家の態度は、国も地方も政治家の数を減らし歳費を最低の水準まで落とし、日本再生に全力で尽くす姿を見せることである。政治家の今のままの手法では全く誠実さが見えない。
 民主党、自民党、他の野党、どの党も自分たちの事ばかり、国民受けの良い言葉ばかり、言い訳ばかり。国民はみんな分かっているのですよ。国会議員のみなさん、何のために国会議員になったのですか。自分の地位が一番大切で次の選挙に受かることが最大の大事で、今のあなた達は名誉と権力が大好きな無能な人達としか見えませんよ。


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