新聞の危機

 若者が新聞を取らなくなったと言う話を最近よく聞く、インターネットでも携帯電話でもニュースを見ることが出来るのだから当然だと思っていた。しかし一般の家庭では新聞は必ず取っていているし、朝、新聞を読まないと一日が始まらない生活は日本に根付いていると思っていた。
 ところが、ところがである。先日午後6時頃西武線で乗っていた車両を見渡したところ新聞を読んでいた人が驚く無かれ一人だけであった。おそらく百人は車両に乗っていたと思うが携帯電話を見ている人が一番多く、次に目をつぶっている人、本を読んでいる人の順であった。
 大手新聞社は当然この様な状態を理解しているのだろうが、その割には何の手も打っていない。紙面はなんら新しい工夫はなく広告ばかり目に付き、それもかなり低級の商品の広告である。一面の広告で何の広告だか分からないようなものばかり大新聞社のステータスなど全く感じられない広告ばかりだ。
 政治家を批判し、役人を批判し、大企業を批判して、それなのに自らの改革反省はなく、社の維持だけを考えた販売戦略、まさかと思うような強引な勧誘にはあきれてしまう。
 このままだとあと数年もしないうちに新聞社、テレビ会社は自然崩壊するだろう。
 

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