最近の政治の雑感

 これほど政治家が馬鹿にされた時代はかつて無かった。日本国総理大臣が週刊誌の見出しに「ほんにお前は屁の様な」と書かれるのだからいやになってしまう。
 今の政治家は何の為に政治家になったのだろう、名誉欲、金儲け、親の跡継ぎ、本当に駄目な奴ばかりだね。家を売って選挙に出た、政治家になり井戸塀だけしか残らなかったなどという議員はもういないね。
 議員歳費だけで何であんな立派な家が持てるのだ。テレビに出る時にブランドの時計などつけるなよ。子供達は小学校から私立、成人してからは大会社にコネで入って、親父の後を継いで国会議員に、これじゃ大した事は出来ないよ。
 国会議員の子弟は義務教育は公立に通うことを義務づければよい、そうすれば議員は公立学校の教育に本気になる。
 組合出身議員も高度成長以来、経営者との馴れ合い時代が続いてすっかりスマートになってしまった。まさか大臣になるとは思っていなかった議員の満悦顔が印象的だ。
 今の時代は国全体が低迷期で、全てを投げ打って国に尽くす政治家は出にくい時代なのかもしれない。無責任だがもうすこし落ちるところに落ちれば良いと私は思っている。明治維新や敗戦後は、この国を何とか立て直さなければと全てを投げ打って、立ち上がり、闘った政治家が、官僚が、労組の指導者が沢山輩出した。
 是非は別にして1950〜60年代の学生運動は凄かった。食うにも困っていたやせ細った学生が、強靱な機動隊に挑み、殴られても蹴られてもむかっていった。横路さんも町村さんも千葉さんも、あの頃のことを想い出して欲しいものだ。
 共産党は大したものだと思っている。政党助成金を拒否し、主張も常に一貫している。キョウサン党に党名を変えればかなり支持者が増えるのではないか。政党助成金を貰っていないことは大した事だと私は思っている。

 何れにしても口先だけの政治家ばかりで困ったものだ、国民はとっくに見透かしていますよ。
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