ガソリンの値上げ

 ガソリンの値上がりはすざまじいばかりだ。私の住む所沢市は全国的にもガソリンが安い事で有名で、一番安かったときは1リットル80円台だったと記憶している。今は170円、あっという間に倍以上になってしまった。原油は数年前まで1バーレル30ドルから35ドルだった。今や130ドルを越えている。どうなっているのだ。投機筋が買いまくって価格をめちゃくちゃにしてしまった。いずれ200ドルになるかもしれないと言われている。
 石油はありとあらゆる分野に使われている。特にガソリンを使う商売はさぞかし大変なだろう。漁船など出漁しない船が沢山あると聞くし、トラック業界も小さな会社はこのままでは廃業せざるを得ないと言っている。これは日本に限ったことではなく、世界全ての現象である。
 しかし、ガソリン値上げについて私個人の状況を言えば、最近はほとんど車を使わなくなってしまって、値上げの影響はほとんど受けていない。都市部の一般家庭では車が無くともほとんど生活に支障はないのである。最近たばこを1000円に値上げしようとする案が実現性を帯びてきた。禁煙を促進する意味からだそうだが、電気もガスも水道も値上げすれば使用量は大幅に減るのは間違いない。乱暴な意見だが、節電、節水には値上げが一番良いのではないかと私は思っている。
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