京都議定書の意味するもの |
京都議定書の施行に伴い、我が国は地球温暖化対策のCO2削減に待ったなしの対応を迫られる。我が国においては地球温暖化と言われているが、EU諸国においては地球温室化現象と言われている。CO2による地球の影響は、温暖化等という生やさしいものではなく、地球そのものがCO2の影響で温室のようになり、太陽からの熱やオゾンはそのまま受け入れ、地球から排出されるべきCO2を始めとする熱、ガスは地球温室の中に内在してしてしまうこととなる、この結果地球は単に高温化するばかりでなく、冷夏、突風、大雨等の気象変化にさらされ、海水の温度が上がることにより様々な気象変化が地球の破滅にまで及ぶと言われている。 この様な最悪予測される事態に対し、EU各国は自らの問題としてCO2削減に取り組んできた。その集約として京都議定書が調印され米国を除く各国が真剣にCO2削減に取り組むこととなった。米国は議定書に調印はしないが、この重要性は十分承知しており、いずれは何らかの対応はせざるを得ないだろう。米国でも州によっては、先駆けて厳しい規制を行っているところもあると聞く。 地球上にCO2の排出する元凶国は、米国、EU、日本、中国、韓国、台湾であり、カナダ、オーストラリア、アフリカ等は国の面積からするとCO2排出は僅かなものである。地球がおかしくなってからでは間に合わないのである。既に少しおかしくなってきたのかも知れない。加害者である各国が、ものを作りすぎない、電気を必要以上に使わない、車の数を減らす等を僅かなことから少しずつでも真剣に取り組み、風、太陽、波、等を活用した自然エネルギーを開発するなど新たな規制と、開発にすぐ取りかからなければ、地球は駄目になってしまうかも知れない。 |