ＳＡＲＳと日本人の不思議

新肺炎ＳＡＲＳは、ベトナム、マニラ、は沈静化し香港も下火になったようだが、北京、台北、では依然として衰えを見せない。先日日本にもＳＡＲＳに感染していた台湾の医師が旅行して廻ったが、今のところ日本人で感染した人は無いようだ。旅館に泊まり、バスに乗り、街を歩いたのに日本人には誰にも感染しなかったようだ。ちょっとおかしいと思いませんか、北京には台湾人より大勢の日本人がいる。香港にも、台湾にも、日本人は沢山居る。しかし同じ条件で台湾人は沢山感染したのに、日本人には一人も感染した事実はない。日本人はＳＡＲＳに強いのか、それともＳＡＲＳは中国人系に感染しやすいのか、それもちょっと変だ。これは私の推理だが、日本人は全員子供の時に予防注射をしいる。私たちの頃は、種痘、ＢＣＧ、ジフテリア、等、その後では、三種混合予防ワクチンなど、一部に問題もあったようだが、日本人は子供の頃からいろんなワクチンを注射している。この内の何かがＳＡＲＳに利くのでは無いかと私は推理していたところ、台湾でも同じようなことを言う医者がいるという話を台湾人から聞いた。まったく勝手な推理だが日本人の中にＳＡＲＳ患者が出ないのも事実だ。

　
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