私の俳句
 
私の俳句は八田会長に勧められ、しばらくは一生懸命本を読んだりして作ったのですが、その後二十年近く中断し、最近また作り出しました。八田会長に教わったとおり、私の俳句は単純な写生です。恥ずかしながら掲載してみました。
 
花散るや緋鯉ゆるりと向きを変え
 
夕暮れや老人ホームの鯉のぼり
 
駅ごとにつつじ咲かせる山手線
 
春風や背筋伸ばして新天地
 
水仙群笑うがごとく風に揺れ
 
足を出しへそまでも出す衣替え
 
釣れずとも潮風やさし春の海

おしどりは姿勢正して遠ざかり
 
堤防に釣り人一人梅雨に入る
 
父の日や孫に祝わる年となり
 
高速路続く植田はおじやまで
 
1人居や五月蠅も友となり
 
ハゼ釣りを邪魔するのかよ船の行く
 
下町や浴衣の柄は北の湖
 
荒れ御輿担ぐいなせは女高生

 
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