全国大会、今年も無事に終わりました

 毎年参加者が増え続ける全国少年少女レスリング選手権大会、今年は1260人もの選手が参加し大変な盛り上がりを見せましたが、何事もなく無事に終わり、いつもの事ながらほっとしております。
 今回は海外から米国、台湾、中国の選手が参加しましたが、初参加の中国チームは力強く、きびきびとした少年達で、好感が持てました。試合結果は1人優勝、2人2位と立派なもので、梁団長も満足の様子でした。試合結果は、団体戦で例年通り10人以上が吹田クラブの圧勝でしたが、10人以下の一志ジュニアクラブの優勝も素晴らしいものでした。今年は一志からは4人しか出場していないにも関わらず、選手全員が優勝し、団体も優勝したのですから驚くばかりです。アテネ金メダル候補の吉田沙保里選手を育てた吉田栄勝氏の指導の巧みさを象徴した優勝でした。
 大会運営については各クラブ父兄の熱心な応援の結果、スムーズに進行しました。会場を訪れたレスリング協会関係者もその見事なさばきに舌を巻いておりました。今年度から採用した審判3人制は好評で、ほとんど問題も起きませんでした。
 今後の課題としては、増え続ける参加者と試合日程が挙げられます。今年中に反省すべきを話し合って来年の三重大会に備える所存です。
 (財)日本レスリング協会はJOCに提出した資料の中で、レスリング協会の財産として、過去のオリンピックの金メダル、高体連レスリング組織と並んで全国少年少女レスリング組織を挙げております。レスリングにマスコミも世間も注目し出しました。アテネオリンピックで金メダルを取るであろう選手達の多くは少年レスリングの出身者です。伊調姉妹は八戸、吉田は一志、笹本は木口小幡は柳井…、皆少年レスリングクラブの出身者です。
 私も8月20日からアテネに行きます。君が代を何回唱えるか、今から楽しみです。皆様、テレビ桟敷で応援のほど宜しくお願いいたします。
 
戻る