新春雑感

明けましておめでとうございます。
 今年はいよいよオリンピックイヤー、待望の日本レスリング陣が久々の金メダルが期待出来るだろう。金メダル女子3・男子1、銀・銅メダルは男女で3、初夢を現実のものとし、アテネで感激に浸りたい。スポーツほど人々に感激を与えるものはない。
 私はオリンピック強化合宿に年末から正月にかけて、福田会長、高田専務理事らと共に参加し、寒中水泳をしたり餅つきをしたりして、久々に若者の仲間入りをした。
 5日は仕事始めで出社し、6日から韓国に4日間出張し、今年も又忙しい一年が始まった。韓国は今が年末にあたり、今年もやっと終わりという雰囲気で不況と言われているが、町には活気があり、若者のはつらつとした姿が印象的だった。
 韓国に行っていつも感じることは、飛行場は韓国の方が遙かに日本より上だということだ。施設は勝負にならないほど大きいし、入管職員の応対、施設職員のサービス、どれを取っても日本のそれを上回っている。例えば、入国審査も出来るだけ列が出来ないように職員が気を配っているし、仁川飛行場でソウル行きのバスを探していると、バスサービスの職員がどこのホテルに行くのですかと声を掛けてくれ、にこやかで本当に親切だ。
 最近の日本の役所も努力は感じられるが、表現が下手で対応も遅く、もっともっとサービスについて研究する必要があるだろう。
 十日の午後、福田会長が仲人をした20組の家族と、独身の赤石、木名瀬、それにやもめの私を加えて恒例のファミリー会が明治記念会で開催された。福田会長は20歳年下の美人妻真由美さんと、1歳になったばかりの次男を抱いて嬉しそうに新春を祝った。それぞれが家族の近況報告をしたが、未婚、離婚、死別の独身男が八人ほどいたが、皆レスリング生活のお陰で、家事・洗濯は自分で行い、不自由は無いと言っていた。最近、男女両性の平等などと、焼き直しのリブ運動がまた叫ばれているが、そんなこと言われなくともレスリングの元選手は家事をし、育児をし、その上で立派に仕事をこなしている。福島瑞穂社民党代表はレスリングの選手と付き合ってみたら如何か。
 又、SARS患者が見つかったと言われている。感染元はハクビシン、鶏インフルエンザ、鯉ヘルペスなど訳の分からぬ動物が関わる病原菌が蔓延してきた。猿、オウム等にも人間に感染する病原菌が有るといわれている。人間はほとんど幼児期に伝染病の予防注射をしている。ペットは予防注射をしているものは僅かに犬ぐらいだ。ペットブームの昨今、ペットが引き起こす病気について、役所も学校も家庭ももう一度考えてみる必要が有るだろう。
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