レスラーは地球環境を汚さない

 レスラーは練習場に歩いてゆこう。一時間ぐらいの所なら自転車で行こう。何よりのトレーニングである。練習場に車でゆくほど馬鹿げたことはない。

 地球温室化ガス削減
 EUでは「きれいな環境は人に与えられる基本的人権の一部である」と言っている。その為には当たり前とされてきた今までの生活環境の抜本的改革をしなければならない。飛行機や自動車に必要あってどうしても乗らなければならなかった人は、他の分野でそれに見合うエネルギーの削減をしなければならないとまで言っている。規制ばかりではなくエネルギー節約に対してはあらゆる法的措置が執られている。
 EUではゴミによるバイオガス利用発電の買い上げ価格は石油のものより高い、砂糖大根はエネルギー発生率が高いため、食料よりバイオガス発生原料に栽培されることの方が多い。太陽、風力、水力、活用の新エネルギー開発には様々な優遇措置が執られている。環境対策車に対しては、税の軽減、高速道路料金の割引は勿論、優先専用道路、優先駐車場、の設置も考えられている。日本は自然エネルギー利用開発の分野では世界の先端を行っている。環境対策車は既に実用化されており、太陽発電、風力発電も実用化の段階に入った。それに引き替え制度の対応は全くなっておらず、たとえば今の余剰電力の買い上げ価格などでは全く採算はとれず、電力会社の意向を配慮しているとしか思えない。自然エネルギーの買電価格は通常電力の倍で買い上げるぐらいの、国の施策が求められる。
 また、歩くこと、自転車に乗ることを奨励し、その為の環境整備と根本的な都市作りを高速道路建設に先行して行うべきである。アメリカが中国がなどと言っていても始まらない、両国ともこのままでは今後辛い立場となろう。世界に先駆けて地球を大切にする政策を打ち出した、EUに追いつくよう日本は政財界をあげて取り組むべきである。地球を大切にすることを国是とする国が、世界から尊敬を受ける時代が必ず来ると私は信ずる。
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