指導者の顔
 
 正月はスポーツをテレビで楽しむ休暇でもある。ラクビー、サッカー、駅伝、ジャンプ、どれも面白かった。その中で私が特に興味を持ったのは、指導者の顔だった、やはりみんないい顔をしていた。皆な信念に満ちた、自信に満ちた、優しい、素晴らしい顔をしていた。中でも私が一番感動し、嬉しくなってしまったいい顔は、サッカー国見高校の小嶺監督の顔だった。厳しくそして、優しくて、仏様のような威厳のある顔だった。人の顔とは人格が出るものだ。人生が出るものだ。私も立派な顔になるように生きなければならないとつくづく思った正月休みであった。
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