夢の実現

 どんな人間でも夜中寝床の中で考えたことを朝起きてそのまま実現出来るよう努力すればどんな分野であっても成功は間違いなしである。寝床で考える時はどんなことでも達成できるように思えるものである。
 凡人は朝起きていざ現実の問題として考えてみるとやっぱり無理だということになってしまう。よくよく考えてみると、恥ずかしいとか、みっともないとか、相手が怖いとか、全て自分に起因する事ばかりを理由に無理だと決めつけてしまう。要は出来ないのではなくやらないのだ。横着であり、怠け者の言い訳に過ぎないのである。寝ているときに考えた通り、彼女に好きです、是非付き合ってください、と言えば、3人に1人はOKするはずだ。しぶとく諦めず何べんでも売り込みを続ければ、営業は次々に成功するし、組織も熱意を持って説得すれば意のままに掌握出来るはずだ。
 目的遂行のために一時的には、羞恥心、自尊心、嫉妬心を捨て去ることも必要である。一代で大きな事業をなした人達は、ある面非常識な面を持ち合わせている。
                                         八田一朗
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