八田会長の猥談
 
 八田会長の猥談は有名です。ホームページに載せられないようなものも多々ありますが、品?の良いものを選んで書きます。
 これは、JKCジャパンケンネルクラブの婦人部会の新年会で話したものです(場所椿山荘)。 会長はぼくとつな語り口で、ちょっとトボけたような口調で話し始めます。

 私の家に小柴で名を紋次郎という大変利口な犬がおります。首に風呂敷を結んで背中を叩いてやると、何処へでも買い物に行きます。この日も蛤(はまぐり)の吸い物を飲みたかったので、買ってくるように言いましたところ、蛤は初めてだったようで、首を傾げて教えてくれと言っておりました。そこで私が娘のパンツをおろしてこれだと言って、大切なところを見せると、それですか分かりました、というような顔をして、勇んで買い物に行きました。10分程して紋次郎は帰ってきました。風呂敷をあけてみますとシジミが入っておりました。
 私が紋次郎違うぞと言って、今度は女房のパンツをおろして見せますと、なんだそっちですかと言った顔で、再び買い物に行きました。しばらくして今度こそ見てくださいとばかり持って返った風呂敷をあけると、ひじきが入っておりました。


 会場は大笑い 、大受けでした。帰りの車の中で、「君、良かったかい?あれは、ひじきではなく、タワシの方が良かったかなぁ」などと言います。私が、「会長、タワシは魚屋では売っていないから、ひじきで良かったのではありませんか」と言うと、「そうか、しかしタワシも良く似とるぞ」などととぼけていました。

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